後立山北部(長野) 白馬岳(2932.3m) 2018年7月14〜15日  カウント:画像読み出し不能

所要時間

7/14 3:11 猿倉駐車場−−5:57 林道終点−−4:17 白馬尻 4:25−−4:39 大雪渓下端(アイゼン装着) 4:42−−6:10 大雪渓上端 6:15−−6:44 小雪渓トラバース−−6:51 避難小屋−−7:40 村営宿舎 8:25−−8:48 白馬山荘−−9:06 白馬岳 10:38−−11:05 村営宿舎(幕営)

7/15 4:01 村営宿舎−−4:20 白馬山荘−−4:37 白馬岳(休憩) 6:11−−6:19 白馬山荘−−6:28 村営宿舎(テント撤収) 7:04−−7:23 小雪渓−−7:38 大雪渓上端 7:41−−7:55 大雪渓下端 7:58−−8:06 白馬尻−−8:17 林道終点−−8:46 猿倉駐車場

場所長野県北安曇郡白馬村/富山県黒部市/下新川郡朝日町
年月日2018年7月14〜15日 幕営一泊二日
天候2日間とも快晴、北西風やや強し
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場猿倉に登山者用駐車場あり。満杯になると小日向温泉付近の臨時駐車場までしか入れない
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無小雪渓のトラバースは雪切されて安全度は高い念のため軽アイゼンがあると安心。大雪渓は登りならアイゼン無しでも可能だが歩行速度は落ちる。下りはアイゼンがあった方が格段に楽
山頂の展望大展望
GPSトラックログ
(GPX形式)
1日目(猿倉→村営宿舎)
2日目(村営宿舎→白馬岳→村営宿舎→猿倉)
コメント今年は早い梅雨明けとカレンダーの並びの関係で少し早めの海の日に白馬岳に出かけた。下界は猛暑日の予報で山の上も例年以上に夜間も温かかった。珍しく2日間とも北西のやや強い風が吹いたため稜線はすっきり晴れるし空気の透明度も高く大展望を堪能できた。ただし強風の影響でテントの設営/撤収は苦労している姿も見られた。テント場は記録的大混雑で猿倉駐車場も満杯で二股臨時駐車場が開設されていた


地図クリックで等倍表示
1日目のルート断面図(猿倉→村営宿舎)
2日目のルート断面図(村営宿舎→白馬岳→村営宿舎→猿倉)


猿倉荘で登山届を提出 鑓温泉入口。初日は通行止めではなかった
林道終点 白馬尻、まだ登山者の姿はほとんど無い
今年は大雪渓のルート案内は無し キヌガサソウがいっぱい
標高1640m付近で大雪渓に乗る 標高1710m付近。見渡す限りクラックは無し
標高1860m付近。素晴らしい青空! この「岬」で夏道に変わる
夏道入口。昨年同時期とほぼ同じ地点 大雪渓を見下ろす
急登開始。風があり心地いい ハクサンフウロ
クルマユリ ミヤマキンポウゲ?
でかい黄色の花はシナノキンバイ 小雪渓に沿ってガラガラの道を急登
この岩で小雪渓のトラバース 雪切済でアイゼンは使わなかった
トラバース完了 「滑落発生! アイゼン必着」の看板
避難小屋。施錠されているので緊急時に使用不可 お花畑を登っていく
村営頂上宿舎前の水場 村営頂上宿舎
テント場の水場はタンクではなく送水管に変更 テント場受付はまだ外来レストラン窓口だった
朝8時前のテント場。撤収中の姿も 大混雑を予想し高台の「別館」に設営
朝8時過ぎのテント場全体
外来レストラン入口。テント場受付はAM11:00〜 2740m鞍部からテント場を見下ろす
2740m鞍部から南を見る
2740m鞍部から北を見る
真夏に9時前でも南アがこれだけ見えているのは珍しい
白馬山荘を通過。まだ静か 白馬山荘の水源
稜線をのんびり上がる 全く動かない雷鳥。教えてもらわなければ発見は不可能
白馬岳山頂 白馬岳山頂から見た大雪渓を登る登山者の行列
白馬岳山頂から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
白馬岳山頂から見た東側の展望(クリックで拡大)
白馬岳山頂から見た常念山脈〜槍穂〜水晶岳〜黒部五郎岳(クリックで拡大)
白馬岳山頂から見た立山、剣岳、北方稜線
白馬岳山頂から見た北側
山頂を後にテントに戻る。山頂で長時間風に当たりすぎて風邪気味になってしまった
AM11時頃のテント場。まだまだ空いている 午後三時半のテント場。大混雑
午後3:45のテント場全景。大混雑だった昨年の海の日の3連休を確実に上回っている
午後6:35のテント場全景。離山にまでテントが出現したのは初めて見た
夕方に丸山に向かう 白馬岳
丸山山頂は大混雑。鑓温泉ルート通行止めの案内あり 穂高に若干雲がかかるのみ
4時前のテント場。白馬岳に向かう この明るさだとライト無しで歩ける
白馬山荘前を通過 稜線上は日の出を待つ白馬山荘宿泊者の列が
白馬岳山頂手前 妙高山の左側から日の出
白馬山荘宿泊者の列がすごい 毛勝三山の上に白馬岳の影
白馬岳山頂から南〜西〜北の展望(クリックで拡大)
白馬岳山頂から小蓮華岳を見下ろす
白馬岳山頂から見た海谷山塊。尖った山が多い
白馬岳山頂から見た小滝川周辺の山
白馬岳山頂から見た八ヶ岳と富士山
白馬岳山頂から見た南アルプス。聖岳の距離≒150km
白馬岳山頂から見た日光白根(距離≒145km)。正確には山体は雲に覆われている。カシミールによるシミュレーションとの比較
白馬岳山頂から見た志賀高原横手山 白馬岳山頂から見た浅間山
佐渡島。初めて見えた。距離≒160km 下山前の南側の展望
午前6時半のテント場。さすがにかなり減っている 撤収完了。本日は45リットルに達しなかった
下山の列に交じって下る 小雪渓トラバース。私だけノーアイゼン
本日も大雪渓は大行列 小雪渓脇のガレたルートを下る
次々に登ってくる 大雪渓上端
大雪渓は上り下りとも6本爪軽アイゼン 登山者の列からずれて雪渓を下る
小雪渓をトラバースする登山者 登りの列が途切れない
下部は冷気で霧が発生 ここで夏道に乗る。アイゼン装着で大混雑
白馬尻も大賑わい 白馬尻から大雪渓を見上げる
鑓温泉入口 今日から通行止めに
帰りは駐車場まで林道を下った 駐車場は満杯で小日向温泉付近の臨時駐車場が開設


・海の日の3連休は好天と猛暑の予報が出ていて、どこの山も大混雑が予想された。どこに出かけるか悩みに悩んだが、直前に腰を痛めてしまったことと軽度の体調不良がまだ続いてあまりにきつい計画は無理があることから3日間をフルに使うのはやめて1泊コースに限定。天気予報では北寄りの風が強いと出ていてテント泊で風がよけられる場所を優先事項とし、窪地が幕営場所の村営頂上宿舎で幕営する白馬岳とした。大雪渓の上り下りで暑さを避ける意味も大きい。
・夏山1泊装備で、しかも連休中は全国的に猛暑の予報で山の上でも気温が高めの予報となっていて、就寝用の防寒装備も一部省略できると判断、今回は35+10リットルの主に日帰りで使用しているザックにすっぽりと収まった。日よけのために持っていた傘は強風で使えなかったのでさらに軽量化可能だったなぁ。
・地元なので猿倉駐車場は夜9時前に到着できた。それでも駐車場は半分以上(たぶん7割くらい)が埋まっていてびっくり。私が出発した朝3時過ぎはまだ空きがあったが、おそらく日中には満杯になっただろう。猿倉が満杯になると遥かに離れた小日向温泉付近にある二股臨時駐車場を使うことになり、バスかタクシーで猿倉まで入るしかなくなる。
・猿倉荘で登山届提出。猿倉荘前の屋外で寝ている登山者を発見して少々びっくり。先行するライトが上部に見えたが他に登山者の姿は無い。
・鑓温泉入口を通過。この時は至って普通の状況だったが、翌日に下ってきたときには通行止めのロープが張って阿多。今回の計画でも鑓温泉経由で白馬三山周回も考えたが、今の時期は鑓温泉上部の急な雪渓の通過でマジなアイゼンとピッケルが必要で荷物が重くなるとの理由で却下した経緯がある。看板では雪渓崩落の危険性が通行止めの理由になっていたが、実態は残雪状況が通常の登山者では危険な状態だからであろう。
・白馬尻では明るくなり始めた時間帯でまだ小屋のライトが煌々と輝いていた。ここでトイレを済ませる。このために毎度必ず100円硬貨を持っていっている。水も少しだけ補給。ルートの案内看板には大雪渓のクレバスについて何も触れられておらず、今年は問題となるようなクレバスはまだ発生していないようだ。なお、昨年はクレバスの迂回ルートの説明があった。
・白馬尻だけは雪渓を吹き降りる冷風が強かったが登り始めると冷風のルートから外れるようで暑く、装着した防寒用具をすぐに脱ぐ羽目になった。
・昨年同時期より上部で大雪渓に乗る。おそらくノーアイゼンでも登れるだろうが歩行速度は確実に低下するので素直に6本爪軽アイゼンを着用。雪面はスプーンカットが発達しかかっており既に波打った状態で、下りは歩きにくそう。まだ氷の層に達していないのでアイゼン無しでも登れるだろう。
・今年の大雪渓はクレバス皆無で快適に歩けた。昨年は下部にでかく長いクレバスがあって右岸側で大きく高巻きする必要があったが、今年は自由に歩ける状況だった。ベンガラが撒いてあるが、落石が少ない安全ルートならどこでも自由に歩ける状況。相変わらず杓子尾根側からは小石が頻繁に落ちてきていた。私はベンガラルートよりも北側を登り落石のリスクを軽減。
・昨年同様に岬のように張り出した大雪渓と小雪渓に挟まれた尾根で夏道に乗り急登開始。ここは樹林が無く日差しも強く暑い場所だが今日は風があって快適。しかしここで風があるということは上部は確実に強風だろう。周囲は花盛り。ここで本日初めての下山者とすれ違った。
・小雪渓のトラバースは情報通り雪切されて安全に通過できるようになっていた。今の時期はまだ雪はそこそこ柔らかいので雪に慣れた人ならアイゼン不要。渡り終えると「アイゼン必着」の看板があった。
・避難小屋を過ぎて傾斜が緩むとお花畑を緩やかに登っていく。ウルップ草はほぼ終了の時期だが入れ替わりに次々と開花して目を楽しませてくれる。今がほぼピークだろう。
・村営頂上宿舎に到着。昨年は水を補給しようとしたら水タンクが清掃中で使えなかったため、今回は水源の雪渓末端で給水してからテント場に向かったら、今年はタンクは無く送水管の先端に蛇口が付いていた。また、テント場隣のトイレに併設された受付窓口はまだ開設されていなくて外来レストラン窓口で幕営手続きを行うように紙が貼られていた。
・テント場到着は8時前で、撤収作業する登山者の姿もあった。たぶん本日最初のお客が私だろう。3連休初日でこの天気なのでテント場の大混雑は必至で、主要な広場から1段上がった狭い場所にテントを設営。ここは1張分しか適地が無いので他にテントは立たないだろうと思っていたが、実際にはあまりのテント場混雑のため、快適とは言い難い私の周囲に3張も立ち並んだ。テント場は盆地なのに予報通り風が強く、場所の選択は正解だったようだ。稜線の風除けが無いテント場では単独だと設営/撤収に手間取るだろう。なお、ここでも設営中に飛ばされたテントがあった。幸い、風下にも登山者がいて受け止めてもらえたが。
・今日はガツガツ歩くのが目的ではなくまったりと涼むためであり、白馬岳山頂で時間をつぶすことにした。飯を食って軽装で出発。その前に窓口で幕営手続きをしようとしたら入口には手続きは11時からと張り紙がしてあった。白馬岳から戻ってから手続きしよう。
・風が心地いい県境稜線を白馬岳目指してのんびり登っていく。快晴で日差しが強いが風がそれなりに吹いているので体感的には快適。テント場で感じたよりは風は弱いように思えたが、稜線上ではほぼ常時風が吹き続けていた。
・山頂直下で登山道脇で立ち止まっている登山者を発見。こんな場合は雷鳥か珍しい花のパターンだが今回は雷鳥だった。この快晴で雷鳥は珍しいが、天敵に警戒してか草むらの中で全く動かなかった。よくもまあこの状態で発見できたと最初に見つけた人の観察眼の鋭さに感心せずにはいられない。
・空気の透明度は非常に良好で南アルプスがはっきり見えていた。能登半島も見えた。東の雲海の高さは高く、志賀高原の山々のてっぺん付近のみ顔を出していた。奥日光が見えるかと期待していたのだが残念。南に見える北アルプスの山々にも雲は全くかかっていない。白山もくっきり。
・山頂は風がもろに当たって避けられる場所が無く、日差しが強くても体感的には寒いくらいでほとんどの登山者は短時間で下っていった。一部の防寒着をテントに置いてきたことを後悔。そのうちに鼻水が止まらなくなり本格的に体調が悪化する前にテントに戻ることに。
・テント場に戻ったのは11時過ぎだったが、まだこの時間はテント場はがら空きで本当に今日は混雑するのか信じられない状況。テントの中に潜り込めば風は来ないし日差しに炙られてテント内部は暖かいしで、しばし昼寝して体調の回復を祈る。このまま悪化して発熱するようだと下山がやばい。幸いにして温室状態のテント内で数時間寝たらかなり体調が回復した。
・昼寝から起きたら午後1時半くらいだったが、この時刻ではテント場はかなりの混雑。しかし混雑の本格化はこれからで、石の上や傾斜地などもどんどん埋まっていき、最後はヘリポートへと続く離山中腹の平坦地にまでテントが進出していた。この状況は初めて見た。
・夕方に丸山に登って展望を楽しむ。杓子岳方面の縦走路には「鑓温泉ルート通行止め」の看板が出ていた。え、そんな情報は知らないぞ。今朝登った時に鑓温泉入口にはそのような標識は出ておらず普通に登れるような感じだったが。鑓温泉周回計画にしなくてよかった。
・天気予報通りに夜間も気温は高めで+10℃を切ることはなく、防寒着を少なめにして正解だった。ただし腰痛の影響でエアマットでも(エアマットだから?)姿勢によっては腰が痛かった。腰痛ではマットは固い方が楽なのであった。
・夜中は満天の星空。天の川もくっきり見えた。南の明るく赤い星はたぶん火星だろう。今の時期の夜中は秋の星座が天頂付近にあるが、残念ながら私は秋の星座は詳しくはなく、アンドロメダ座と白鳥座くらいしか判別できなかった。テント場の窪地から見たので視界が制限されていたので、東の空が見えれば冬の星座が昇っていただろう。
・翌朝は白馬岳山頂で日の出を見るべく3時に起床して朝飯を食って4時に出発。この時期の朝4時だと森林限界ではライトがギリギリ不要な明るさ。南の空には火星が明かるかった。
・賑わう白馬山荘から尾根直上ルートへ入ると山荘宿泊者が列をなして日の出を待っていた。風が強くサンダル履き+軽装のままでは長時間待つのはきつそうだ。これだけの大人数は初めて見た。好天の3連休中日だからだろうか。
・山頂もたくさんの登山者で賑わっていた。太陽は妙高山の左側から上がったが、東の空は低い雲がかかって雲海の上にクッキリと日が昇る姿は見えなかった。
・今日も昨日に引き続き大展望。ただし東の空は雲海の高さが高く、奥日光や尾瀬の山々は見ることができなかった、と思ったが、岩菅山左側の雲の盛り上がりは日光白根と判明したのは帰宅後だった。カシミールでのシミュレーションと比較すれば間違いないことが分かる。山頂部は雲海から出ているのに山肌は雲のベールに包まれていた珍しいパターン。付近の奥日光の山々はすべて雲海の下だった。ちなみに白馬岳から日光白根までの距離を測定したら約145km。
・今回、初めて白馬岳山頂から佐渡島を見ることができた。いつもは日本海側は霞んでしまっているのだが、今日は北西の乾いた風が入ったのが良かったのかも。奥秩父は金峰山、朝日岳、国師ヶ岳のなだらかな稜線のみ雲海の上に出ていた。富士山、南アも昨日同様に見えた。ちなみに白馬岳から聖岳までの距離を測定したら約155km、佐渡の金北山までの距離は約160kmだった。
・日の出から30分程度で山頂の混雑は過ぎ去り、多くは栂池方面に縦走していった。この天気なら1日中大展望を楽しみながら歩けるだろう。私のような軽装の登山者は南側へ逆戻り。
・テント場に戻ると大半の登山者は出発して大混雑は解消。まだあるテントは白馬三山往復組か、私のようにのんびり下山組だろう。今日も風が強く撤収に苦労している人も。私のようなシングルウォールテントはこんな時に有利。泣き所の結露も風があれば発生しないし。
・頂上宿舎前を下り始めれば急激に風が弱まって体感温度が上がる。まだ7時過ぎだというのにもう上がってくる登山者の姿が何人もいた。昨日の私よりもずっと早い。この時刻では下る人より登る人の方が多かった。3連休の中日なので、普通は今日は縦走の真っただ中かな。
・小雪渓ではすれ違いが難しいので事実上の「片側交互通行」。幸いにして私が到着した際は下りの人が横断中で私がしんがりに付く。昨日歩いた感触で下りでもアイゼン不要と判断して、横断前にアイゼンを装着している人の前を横断して突入。前を横断する登山者は全員が夏山専門らしく雪上歩行は不慣れで、アイゼンを装着していてもおっかなびっくりな姿勢。凍っているわけではないので普通に歩けるのだが。
・大雪渓取り付き点はこれから下りでアイゼンを装着する人、大雪渓を登り終わってアイゼンを外す人で賑わっていた。こちらは休憩無しでさっさと軽アイゼンを装着して出発。
・下りは半分滑りながら足の出るままに飛ばした。これも軽アイゼンだからできることで、グリップが強力な本格アイゼンだと滑らせることはできない。雪面がもっと平坦ならいい傾斜の場所では本当に滑って下れるのだが、今の凸凹ではそれは無理。でも登りで1時間半かかったのが下りではたった15分。無雪の夏道では不可能な所要時間だ。今日も大雪渓は登りの登山者の行列ができていた。
・大雪渓から夏道に乗り移る場所は、ほとんどがこれから登るためにアイゼンを装着する登山者で大賑わい。涼しいのはここまでで、この先は雪渓の冷気から離れるので汗まみれになりそう。日差しは相変わらず強い。これを登るのはきついだろう。
・白馬尻はたくさんの登山者で賑わっていた。ここだけは雪渓から吹き降りる冷風の通り道で快適!
・林道歩きの途中で沢を橋で渡る箇所で簡単な水浴び。ここまで下ると気温は20℃を越えて稜線の冷たい風が恋しい。
・帰りは最後まで林道を歩いて猿倉駐車場へ。ほぼ満杯。皆さん出発したようで登山者の姿は見えなかった。着替えて車に乗り込んで下っていくと、小日向の湯で交通整理のため一時停止。猿倉駐車場が満杯のため、ここにある二股臨時駐車場へマイカーを誘導していたのであった。どうりですれ違う車がいなかったわけだ。ここからだと少ないバスを待つかタクシーを呼ぶかしかないだろう。シャトルバスが運行しているとは思えない。
・八方尾根ゴンドラ駅近くのローソンはザックを背負った登山者の姿が目立った。ここで食料調達のパターンだろう。ここは立地がいいぞ。
・下界は暑かった! 洗濯物もあっという間に乾いてしまった。

 

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